浅川河畔スタジオ・まとめページ  Index  Search  Changes  Login

バッドエンド

バッドエンドとはなにか。なぜバッドエンドを定義するのか

 バッドエンドとは英語のbadendの言葉通り、ありふれたつまんない結末です。なるたけリアルな(つまり凡庸でみじめな)ほうがよいでしょう。ああこれは普通に考えたらこうなっちゃよね、うまくいかないよね、と言うものをここではバッドエンドと呼びます。

 バッドエンドが決定され、一部公開されるのは、それがどういう事件であるかを定義し、何を打ち破るものであるかを示すのがとても容易だからです。それはネタを引っ張ってくる最大のフックともなります。

 前もって用意しておくのは、意外と気の利いたバッドエンドを即興で作るのは大変だからです。

 条件を満たしたらハッピーエンドとしないのは、それではGMのエゴをあてるだけのゲームになることに対してなんら防衛能力を持たなくなってしまうからです。ハッピーエンドをあらかじめ定義することは、とりわけTRPGのような複数人数である種の物語を決めるゲームにおいては禁忌です。最近の商業で発売されているモダンなシステムは、ハッピーエンドを定義しない安全装置をきちんと備えているものがそれなりにあります。

 このときハッピーエンドは、前提変換や超越的成功によってプレイヤーが勝手にプレイ中に見つけるものとなります。特にこの「夜話」においては、ハッピーエンドがなんであるかを定義すること、自体が堅苦しく定義するところのゲームの目的となります。